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 道東一人旅・2日目

道東

◇ 7:15
 もう少し寝ていようと思っていたが、1時間も前に目が覚めた。いい加減に朝飯にしようとホテル最上階のレストランへ向かう。お約束の和食洋食のバイキングだ。種類はそれなりに豊富。でも、ご当地ならではというメニューは無い。普段は朝を抜いてしまう生活なんで、小食になった。まあ、スクランブルエッグは余所より美味かった。
◇ 8:05
 今朝のニュースで台風が来ていることを初めて知った。北海道滞在中は影響無さそうだが、帰る日あたりがヤバそうな雰囲気。釧路も昨夜からずっと雨が降ってるし、珍しいことをやって良かった試しがない。今回は、天気に悩まされる旅になりそうだな、こりゃ。
◇ 9:05
 今回の旅のパートナー、トヨタヴィッツ」君とご対面。予想してたとおりAT車、長時間運転するときは暇そうだなぁ。しかしまあ、乗り込んで最初にFMから流れたのが、クリストファークロスの「南から来た男」だって!!・・・何だかピッタリはまって思わずカーラジオに突っ込んだよ(^-^;
◇ 9:50
 最初に訪れたのは、釧路丹頂鶴自然公園。つがいの丹頂が数組飼育されている。ちょうど飼育員が餌を与える時間だったようで、バケツから何かをばらまいていた。よく目にする「羽根を広げている姿」を撮ろうとしたが、一瞬のことでなかなかイメージどおりいかない。仕事でトキの映像を何度も見たことがあるが、クセとか動きが微妙に違う。う〜ん、写真って難しいなぁ。
◇11:40
 ようやく本格的な雨は止んだが、霧雨というか細かい水分は依然空を舞っている。釧路から、まりも国道と呼ばれる国道240号線を一路北へ。阿寒湖畔にある木彫り人形で有名なアイヌコタン(アイヌ部落)に着いた。左右におそよ20軒ほどの土産物屋が軒を連ね、訪れる観光客相手に商売していた。その中の、若い夫婦の店で携帯ストラップを買った。「名前を入れましょうか?」と言われたが、さすがにこっ恥ずかしくて日付にしてもらった。ちょうど昼時だったが、コタン内の喫茶店は民族系の料理を出すようでパスした。
◇12:15
 少し移動して観光センター近くの食堂「味の万福」で昼飯にした。「坦々麺(880円)」を頼んだが、当店自慢という特製ゴマだれが結構いける。さすがは国道から一本入った観光道路の真っ正面で主人らしき人が呼び込んでいるだけのことはある。汗がじっとりにじんで空の胃袋にこたえる。悔しいがツユまで全部飲みきれない(笑)
◇12:45
 阿寒湖の外れにある、阿寒湖畔エコミュージアムセンターを訪ねた。阿寒湖や周辺の山々がどうやって形成されたか、歴史を学べるようになったいた。阿寒湖名物「まりも」も展示されていたが、かなり大きかった。ちなみに、まりもは根も花も無い水生植物である。決して「藻」の一種で片付けてはいけない。聞いた話では、天然物で本当に真ん丸になるのは、ここのまりもだけなんだそうだ。
 登山道を上って、秘境と言われる湖「太郎湖・次郎湖」にも行こうかと思ったが、朝からの雨を考えて余計な労力を使うだろうと思い、阿寒湖を周遊する13時の観光船に乗船した。湖の上空は厚い雲に覆われていて山頂までは見えなかったが、ちょうど紅葉が始まった時期で、雄阿寒岳(休火山)の山肌は、黄色や赤に色付いていた。もう少し後だったら視界から緑が消えて、もっとキレイだったろう。
◇16:00
 国道241号線の高所には視界50〜60mぐらいの霧がずっとかかっていた。しかも峠道でクネクネしてるし。勾配率が8%というところもあった。バスと対向するときなんか冷や冷やものだった(^-^;
 何度か道を間違えながらも、道東へ来たらとりあえず行こうと思ってた摩周湖へ到着。歌の文句だったか小説だったか記憶が定かでないが、まさに「霧の摩周湖」の形容詞がピッタリ。湖面はかすかに見えるが、対岸がまったく見えない。ホント、ちょっとしたことで天候がコロコロしてる。摩周湖への道道へ入ったときは、大きな虹がかかっていたのに・・・。宿への続く逆の道も、霧の峠道。普段、あんまり運転しないから神経使ったよ(^-^;
◇19:00
 旅館「川湯グランドホテル」に頼んでおいた夕食。2つほどの団体に囲まれて一人での食事。しかし、ほとんどがご老体の方々で(失礼)興味なし。何故か英語が飛び交っているなぁと思ったら、日本人だと思っていた人達が、ハワイから来た日系?世の人達だった。それでエレベーターに筆記体が崩れたような妙な走り書きがあったのか。
 料理の中身は、旅館ならどこでも出しそうなもの。前菜に刺し身、ここでは今漁獲量や密輸入などで何やら揉めているカニがメインだった。味は並の上。刺し身類は、昨日の鮨屋の方が上だな。
◇20:45
 露天風呂はなかったが、純度100%が自慢の「硫黄明ばん泉」はなかなかいい。毛穴に染み入る感じの刺激があって、しばらく入っただけで肌がツルツルになった。しかし、湯から上がっても痛みが残った。きちんと真湯に入るなり浴びるなりしてから出た方がいいようだ。弱・中・強の打たせ湯もあったりして、宿泊代は風呂への割合が高い旅館だった。