読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

SECONDHAND LIONS − ウォルター少年と夏の休日(邦題)

映画



 原題で見ると、いったい何の事だかサッパリだけど、邦題の付け方が巧いね。「ウォルター少年と、夏の休日」・・・ぜんぜん原題と関係ないんだけど、観終わった後なら、断然こっちの方がシックリくる。そんな作品だった。いわゆる、ハリウッドの好きな“エエ話やなぁ〜”ってヤツです。


 夏休みの間、嘘つきで責任感の薄い母親(キーラ・セジウィック)が、遠い親戚の偏屈頑固じいさん兄弟(ロバート・デュヴァルマイケル・ケイン)に、「シックス・センス」「A.I.」でお馴染みのハーレイ・ジョエル・オスメント君が預ける所からがこの作品の本編。プロローグとエピローグが存在するのは、最近の「カットバック手法」の映画では常套手段ですな。ただ、本編中もさらに過去へのカットバックが使われているので、ボーッとしてると着いていけないかも。


 予備知識ゼロで観たけど、心が「ほっこり」できる内容で、良い出来だった。ところどころで“細かい笑い”まで用意されてたし、最後の最後まで「真実」が分からないまま伏せられていたのが、なかなか秀逸。“人を信じる”ことがキーワードのようで、世知辛く忙しさにかまけている現代人には、思い返して欲しい言葉だと感じた。
 ・・・個人的には“本当の男の説教(スピーチ)”の続きを是非聞いてみたかったな(笑)