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 コラテラル

映画

22:38追記 感想編
 トム・クルーズが出てる割りには、かなり渋い作品だったな。狙い過ぎで興行的に外した「バニラ・スカイ」ほどじゃないけど(^-^; なかなか人には薦めにくいけど、好きな部類に入る。何より落ち着いたストーリー展開がいい。深いテーマもありそうでない、微妙な心情の動きだけが淡々と描かれてる。相手役のジェイミー・フォックスもいい味出してたし。一見、無意味に見えるヘリからの空撮ショットが印象に残った。
 内容は単純明快。ある殺し屋ヴィンセント(トム・クルーズ)が、一晩で5人を殺して回る仕事を受けロサンゼルスへやって来る。移動手段にタクシーを使い、その運転手マックス(ジェイミー・フォックス)を巻き込んでいくもの。
 作品内全体の時間経過は、日が暮れて夜明け前までのたったの半日分ほど。その間の人間模様を描く。冒頭、ヴィンセントがロスへ到着するシーンがチラッと出た後は、サスペンスらしくないムーディーなトークと映像構成でマックスの人生を追う。下手すると、放送終了後にNHKが流してるビューティーフィラーっぽかった(笑) パッケージ裏には“息もつかせぬ展開にダイナミックなアクション”なんて紹介してるけど、そう感じるのはラストの30分だけ。それまではスリリングな内容なんだけど、カットがゆっくりと繋がってるのと無言の切り返しを多用してるんで、観てる方はそう思わない。特に、俳優やナレーションなど“人の声”が出て来ないカットを重ねてるトコが多いことや、時折意味ありげに挟まる風景とか人の顔なんかの“スローモーション”が効果的に思えた。あれが監督のセンスなのかエディター(編集マン)のセンスなのか分かんないけど、きっと狙って撮ったショットじゃなくて、雰囲気というかイメージの世界観で挟んであったんだと思う。ネオンの反射とか夜が更けた空気感が、観る者を魅き込む。
 4番目のターゲットを狙うあたりからが、この作品の一番の見せ場かな。私的好感なのは、序盤のターゲットを殺す瞬間が一切描かれてないのがスッキリしてていい。たしか、1人目2人目3人目は死ぬ瞬間はなかったはず・・・。だけど、そういうトコが気になる人には向いてない作品かも。ラストシーンも思わせ振りな割りには、何も言わないままスパッと終わっちゃうし。2枚組の方に、削除したシーンの解説なのか、そのシーンが収録されてるらしいから、そっちを見れば納得できるのかもしれないな。全体的には★★ぐらい。劇場で観なくて正解って感じかな。
購入編 21:08
 パチンコ猪木の戦利金でDVDを3本購入。持参した薄型PS2で映画鑑賞中。あとの2枚は・・・内緒♪ うふ(*^w^*)