編集マンも“デジタル時代”に 12:09

　今回の仕事が順調なのは“テープ”を使ってないから。撮影はまだまだテープレスにはならないけど、'99年ぐらいから、放送の現場でも徐々に全国展開してるノンリニアが幅を利かせてる。


　やっぱノンリニで長尺の番組を編集すると、手直しだの試しに見るだのが早くていい。テープだと、こうはいかん。２，３カ所の修正でも、残りの部分は純粋ダビングせんといかんからねぇ。もちろんノンリニで使うPCのスペックは、ホビーユースとは比べ物にならないぐらい半端じゃない。一般でデジカメ＞PCでやってるのとは訳が違う。


　大型のデュアル液晶は当然だし、メインメモリも通常の２倍は必要だし、HDDなんてギガレベルじゃとてもとても。今回来てるトコじゃ、４発も連結させてて、最大のヤツは1.3TBもある。トータルだと3T越えてるのかな？　そりゃまあ、HDを吸い込んで吐き出せるぐらいだから、そんぐらいないと足りんだろうけど。今、フツーに出回ってるSD信号のデジカメなら、こんなに必要ないけどね。


　今後は、民放・公共問わず、制作の現場で全局配備されるらしいから、2011年夏でテープ編集しかできない編集マンは仕事にあぶれ出していくな（’’　まあ、報道はその性質上、企画物とか時間掛けれるＶはノンリニになっても、デイリーニュースは無理。インタビュー切りとか５分10分を争う追込み編集は、ノンリニには向かん。テープオンリーの人達はそっちをやってもらって、単価のオイシイ番組のお仕事は我々が頂くとしよう・・・ぐひひ＠＠