kaichosanの日記

97~07年まで元Zaurusユーザーだった、フリーランスで流浪してる映像編集マンの雑多な日記です

 私的アナログ手帳の使い方 27:53

 ちょっとid:kimicooldadさんところに呟いた内容にツッコミが入ったので、私的手帳の活用法を(笑) 女性の人がスンゴイ細かい文字で、色ペン使って、シール貼ってやってるのは、今回の対象とはズレるので割愛するとして(’’
 まあ、マメな人ほどアレコレと書き込んでしまうものなんですが、手帳はアッチを見てコッチを見て、という使い方をすると煩雑になるものです。最近のモノは、見開き年、見開き月、見開き週てな具合にいろんなページあったりするので、それぞれ別の用途(仕事・趣味・家庭・私用)で使い分けるのも一つの手かな。


 そして、ToDo的な事も1日だけで処理すると非常に楽です。手帳を開くのは「その日当日一日分だけ」で済むように、事前に分かっている“物事”に締め切りを決めて、来週のこの用件はこの日までに先方に連絡する、この日までに資料を用意する、この日までに下見する、この日までにアレを買っておく、などなど、全部逆算して【日時】を決めて、あらかじめ書いておきます。
 もし、出掛ける用事があるなら、その場所で一気に済ませられそうなことをまとておく。電話なのかメールなのか、連絡しないといけない案件もとにかく書き起こす。変更があれば、消して書き直すのではなく、どこへその項目(行動予定)を移動させたのかも記録していく。そうしておくと、今度1日1日を開いた時に、仕事や家庭や私用でどういう出来事があって、何時に何をしないといけないのか、その日の手帳の1ページが自分に対する行動指令になる訳です。


 重要なのは「その優先順位をすぐに決められるのか、期限をどう決めるのか」「その日その日で逐次変わる予定を、簡単に自己消化できるのか」ですが、それは慣れないとなかなかすぐにはできません。でも、深く考えずパパッとやるのが肝心です。どうせ予定なんてのは、すぐに変わるんですから。変われば変わったで、また書き直せばいいんです。
 で、最も大切なのは「手帳に書き込んだことは忘れることだ」と、学生時代に学んだことがあります。たとえ自分に関することであっても、あれこれ覚えておこうとすると、どうしても抜ける内容が出てきます。人の脳は、それほど多くの日々の情報を処理できません。可能な限り、その日の負担を少なくしてあげた方が、違うことに使えるというものです。


 テレビやラジオの情報は流れっぱなしで止めることはできませんが、新聞や雑誌など紙媒体は、自らの意志でいつでも止めて、いつでも再開することができます。でも、その中から必要なモノを拾い出すのは大変な作業です。手帳も同じ、いろいろ書き込んであっても、毎回開くたびに、今週分、来週分、来月分と調べるのは面倒だし、手間と時間が掛かります。手帳を開いた時だけ直近の用事やスケジュールを思い出して、手帳を閉じれば、すぐに頭の中のスイッチを切り替えて違うことを考えられるよう、学生時代に訓練した経験が今も活きています。


 手帳を見るのは、当日1ページだけで済ませる
 事前のちょっとした努力次第で、グッと“自分管理”が楽になりますよ。人に「○○の件は、いつだったか?」と訊かれそうな事なら、1日ページではなく月間・週間の方に記録しておく方がいいでしょう。そこは業務と私用との違いもありますが。どうすれば手帳の1ページを見やすくできるか、どうすれば手帳を開いている時間を少なくできるか、そこが創意工夫です^−^*1

*1:こんなんで企業秘密の解説になったんだろうか?(笑)