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“心の傷”とは伝えているが 23:34

 エキスポの事故から一週間経った。現場に居合わせた人達は、今も“心の傷”を訴えているようだ。新聞紙面などで散々書かれたが、「事故直後、気分が悪いと救急車で搬送された」とか「目を瞑ると怖い、一人で寝れない」「思い出すことが多く、今も食欲がない」などなど。まあ、事故を目撃した衝撃が分からないではないが、一般の交通事故などでもエグいモノはいくらでもあるだろう。そういつまでも引きずる物でもないんじゃないか、と世間は感じる。


 でも、新聞もテレビも“ある事実”を伏せたまま報道しているから、こういう報道への“違和感”が浮かび上がる訳だ。この続きは、ある種、知らなくてもいい事実なんで、読みたくない人は読まないでほしい。ただ、新聞紙面の表現に疑問を感じているなら、覚悟を持って読んで欲しい。


 事件発覚直後から、あらゆるメディアで報道されどういう惨事だったかはご承知の通り。まもなく社会派番組で特集が放送されたり、事故原因や責任追及の検証は進む模様だが、きっと事故内容の真実は“被害者・遺族への配慮”と“放送界の暗黙の了解”の名の元に、絶対に報道されないだろう。一部のネットニュースで掲載しているところは読んだが、ここではリンクは紹介しない。読みたい人は自力で探す事をお願いしたい。


 その事実とは、“被害者の頭部が地面に落下していた”ということだ。


 3両目以降に乗っていた乗客が、体調不良を訴えて搬送されたのは、これを目撃した為だ。これで各紙面に書かれている精神的なショックが続いているという“現実”を想像することができるだろう。それに“傾いたまま走行した”とされる2両目は、目撃証言によると“左右に揺れながら走っていた”ようだ。このへんの状況は、多くの被害者が出た2年前のJR脱線事故の時のように、事故当事者たちがこの先、事故を語れるぐらい回復していけば徐々に見えてくるだろう。


 公共の電波で、そして多くの家庭に届いている紙面で、この事実を公表するには“その衝撃”が大きすぎるため控えているんだと思うが、そこから生まれる誤解や違和感を感じ、報道の在り方って何なんだろう・・・と、この投稿を残しておくことにした。被害に遭われた方々にはお見舞い、お悔やみを申し上げます。


 なお、本件掲載が“不適切”と判断した場合は、記事削除もあり得ることを付け加えておく。