何とか帰阪 20:28

　あわや新潟→大阪の直結勤務で、気の休まる暇が無いかと思ったけど、何とか今日中に自宅に戻れる手筈になった。今回は“番組が成立するべきラストロケが終わって無いのに編集に入った”ってのが、一番の苦しんだ原因で、番組が完成しなかった。結局、トップダウンの決定で追加撮影が発生、来週末の放送が２週ほど先送りになり予定通りの日程で、無事、お役御免となった。ま、明日、また午前中から別の番組だから、頭が着いてくるかが心配だけど(^-^;
　夢追い続ける主人公の“モノ”がほぼ完成してるのに、その映像が無いなんて・・・。虜になったキッカケとなる重要なシーンが、照明持ってなくて真っ暗なんて・・・。おまけに、動機付けとなる決定的なインタビューも無いなんて・・・。そりゃ、あんな中途半端のまんまじゃ放送できんて。
　そもそも、ディレクターは取材対象者といかに信頼関係を築いて、番組が成り立つ“部品”の映像を集めるか、に思慮すべき。多少の想定外が発生しても、それをナダめてスカせて説き伏せて、いろいろ導いて何かしらの終着点を目指すのが本文なのに、そこまで踏み込まないでドキュメンタリーが完結するはずがないだろうに。ん〜、久々に内容的に悩ましい仕事だったな。