kaichosanの日記

97~07年まで元Zaurusユーザーだった、フリーランスで流浪してる映像編集マンの雑多な日記です

 アルゼンチン敗退の裏側 10:26

 リアルタイムでの結果は見逃したか。延長前半終了あたりまでは、しっかり観てたんだけどな(^-^; 結果はPKまでもつれる展開で、最後はキーパーの差でドイツが勝利したようだ・・・まあ、延長に入った時点で勝負は見えてたけどね。きっとスポーツニュースじゃやらないだろうけど。


 前半は、お互い様子見で、中盤でのプレスで奪い合いの応酬、たまにおしいシーンもあったけどロクに攻めの形にならない場面が多かった。枠にいったシュートが1本ずつしかなかった点でも納得できる。後半は、それが一転。相手の出方が分かったから攻め方を変えて、ガンガン攻守交替が起きてスピーディなサッカーだった。


 勝敗を分けたのは“選手交替”だったろうな。後半スタート時点では両チーム、メンバー交代はなかった。ドイツは、攻めと守りのバランスを保って選手を入れ替え、終盤に賭けた。逆に、アルゼンチンは攻撃的な選手を3枚も余した起用が響いたな。特に誤算だったのは“正GKの負傷”だろう。現在得点王争い中の、ドイツFWクローゼと空中戦で接触、脇腹あたりを気にしてたけど、数プレイ後で苦痛に顔を歪め、タンカで運び出されていった。この直後から、ドイツは出場して間もないアルゼンチンの控えGK相手にミドルレンジからのロングシュートを多用していた。ゲーム感覚に慣れる前に同点にしたかったんだろうな。


 結果的に1−1のPK戦だったけど、実は、アルゼンチンの失点は、控えGKへ交替後、ヘディングシュートからの1点だった。あれが正GKだったら止められたかは微妙だけど、負傷交替の裏で、攻撃の選手を1枚交替できなかったことが最後まで響いたな。おそらくアルゼンチン国民としては、ニューヒーロー・メッシを投入して“奇跡”を見たかっただろうな。僕もその一人だけど(^-^;
 しかも、PK戦でドイツのベテランGKが2本止めたのに対して、アルゼンチンは1本も止められず。ここらへんにも、GKの経験の差がハッキリ出たように感じる。


 こういう勝負のあやって、ニュース見てるだけじゃ分からんもんなんだよねぇ。ハイライト番組だと解説入りでシッカリやってくれるだろうけど。これで、細かいところまでちゃんとやらない局は、見る価値ないね。ま、できればベスト16以降の注目カードぐらいは、“リアルタイム・生”で観ることをオススメするね・・・エビスビールを4缶ほどアオって、寝ちゃった人間が言うのも何だけど_| ̄|○(爆)


 でも、この試合、途中からバラックがずっと足を引きずってたし、両チームにイエローカードが結構出てたんで、もしドイツが決勝に行けたとしても、次の準決イタリア戦でもファールがかさむようだと、“出場停止者の差”でドイツは勝てないだろうな。