kaichosanの日記

97~07年まで元Zaurusユーザーだった、フリーランスで流浪してる映像編集マンの雑多な日記です

 二次元バーコードで初搭乗 9:54

 Skipサービス+新型搭乗システムで初めて飛行機に乗った。上質の磁気チケット発行を抑えるためにペーパーレス化したみたいけど、結局のところ、手元に3枚の紙片が残って全く無駄な気がするけど?
 ちなみに、実際の手順はこんな感じ。

1.航空券を購入し①二次元バーコードを受け取る。
 (購入明細に印字*1 or 携帯URLからDL保存)
  ↓
2.空港の券売機に①をかざし、②航空券ご利用案内書を受け取る。
 (Edy付きICマイルカード、クレジットカード、おサイフケータイでも受取可。
  この②には、①とは別の二次元バーコードが印字されてる)
  ↓
3.荷物を預ける場合は、②を出してカウンターで預ける。
 (荷物を預けない場合は、この2.〜3.は省略できる)
  ↓
4.保安検査所で②をかざし通過、③搭乗口案内というレシートを受け取る。
 (搭乗ゲートや座席番号など、利用機の詳細が載ってる)
 ※荷物を預けない場合は①のバーコードを使う
  ↓
5.搭乗口で②をかざし通過、④搭乗券*2を受け取る。
 ※ここも、荷物を預けない場合は①になるはず
  ↓
6.ようやく機内へ。④には、座席番号と名前が大きく印字されてる。


 つまり、ペーパーレスになるのは、今まで最初に購入して空港へ行くまで手元にあった、もしくはチケットレス予約で空港受取する切り離し式航空券のみで、結局、③のレシート(バーコード無し)と④の搭乗券(バーコード無し)は全員受け取ることになる。荷物を預けるなら②もあるし。こんなの、本当の意味でペーパーレスとは言えないんじゃ?(’’


 ②の二次元バーコードを、携帯のバーコードリーダで読み込んでも、日付と利用航空会社、受取番号と意味不明な文字列があるだけだったな。


 それと、ちょっと気になったんでチャレンジしておいた。一人が搭乗する際、2つのバーコードが存在した場合、不具合というか誤作動がないか試してやったけど、どうやら上記の①を使って②を受け取った時点で①のバーコードは無効処理されてるようだ。手荷物検査場を②で通って、飛行機に乗る際に①を改札機にかざしたら、きっちりエラーが出た。


 地上係員もどういう対応するか観察してたけど、エラー内容も把握してるようで・・・
「そちらの携帯は、搭乗手続きされたバーコードでしょうか?
 恐れ入りますが、手続きされたバーコードでお願いします」

・・・という案内だった。こんなことするヤツいないだろうと思ったら、ちゃんとエラーケースに組み込まれてるようだ(笑) やるなぁ〜、プログラマーめ(^-^;


 今後、全国の空港で飛行機に乗るのが、この仕様になるらしいけど、ただでさえ手荷物検査場って混み合うと待たされるのに、慣れない人が来ると、説明と案内でさらに数十秒手間取りそうだな。実際、今日も前の60歳↑の二人が、一生懸命何も書いてない券の裏面を擦り付けてたし(笑)・・・せめて発券した時にバーコードの事を理解させておいてくれ!! きっと羽田とか成田とか、利用人数が半端じゃない空港は混むんだろうなぁ・・・ますます機械音痴と高齢者が飛行機に乗るの、難しくなるねぇ(’’

*1:代理店購入でも自宅PCでの購入でも、印刷した書類に印字されてるはず

*2:今までの半券と似た物で、ややデカイ。これが乗ったという証拠か?