今度は事故で・・・

　夏本番を目前に、ようやく先月起きた痛ましい事件が落ち着いたと思ったら、今度はその夏の風物詩とも言える恒例イベントで、これまた記録に残っている将棋倒し事故史上、最悪な大惨事が起きてしまいました。


　事故発生から２日が過ぎ、原因の究明と責任の所在に焦点が集まっていますが、結果的に自分の身を守ることすらままならない低年齢の８名と、これからの人生を謳歌するはずだった高齢の方２名の尊い命が犠牲になってしまったことは消えようのない事実なのです。責任転嫁やハッキリしない態度を繰り返すだけの行政や関係各当局には、一人の人間として強い憤りを感じます。


　また一部の目撃者によって、非道な振る舞いを行っていた若者がいたと証言があったようですが、それが直接の原因になったかどうかは現段階では何の根拠も証拠もありません。雑踏事故の複合的要因も考えられる以上、マスコミの行きすぎた報道や間違った情報に惑わされることのない『確かな目と耳』で、事の成り行きを見守りたいと思っています。