kaichosanの日記

97~07年まで元Zaurusユーザーだった、フリーランスで流浪してる映像編集マンの雑多な日記です

 女子モーグル、日本勢メダル第一号おめでとう!・・・でも

 日本人で、冬の五輪2大会連続でメダルを獲得した個人は、史上初。だけど「愛ちゃんびいき」な私は、上村だけ観て、里谷は観てません(^-^;
 里谷は長野のあと、フジテレビに入社。現在の所属は「人事局人事課」。前回の長野は、直前に父親が亡くなった悲しみを乗り越えての【金】、そして今回のソルトレークでは、「長野はまぐれ」「あれはフロックだった」というバッシングへの屈辱と長期のスランプをはねのけての【銅】でした。
 でも、いつものことだけど、決勝の滑りを見る限り、なんとなく実力者(=過去のメダリスト)には、少々甘めの採点だったような気がしてならない。東京の五輪本部から配信されてくる競技映像を、じっくりと拝みたいと思う。


<後日追記>
 国際配信映像を何度も見直して、ますますジャッジへの疑念が浮かんでくる。
 たしかに、里谷のエア「ツイスタースプレッド」と「トリプルツイスター」には正確性はあった。ただし、2回目のエアに関して、解説が言っているような「空中で90℃の身体のヒネリ」は、どうみても完全に決まっていない。トリプルはキチンと身体が回りきっているが、シングルとダブルのツイスターが不十分だ。ジャッジ基準が、「ターンの正確度50%・エアの高さとキレ25%・滑走タイム25%」だとしても、里谷が 24.85というのには個人的に「?」がつく。
 対して、上村のエア「バックスクラッチャーコザック」の高さと、コザックへの身体の入り具合は間違いなくW 杯クラスで、決して世界の並み居る強豪に引けを取っていなかったはずだ。得てして、開催国もしくは自身の出身国の選手にひいき目の得点をつけてしまうジャッジがいるのは仕方のないことだが、そのために公正な競技結果が出ないということがあってはならないと強く思う。