初めて触るのは怖いな 21:21

　連絡だけは受けてたけど、何のレクチャーも受けてないソフトでの“オフライン編集”は業務に支障があるぞ。あれだけ「一度も触れたことがないから付けないでくれ」って言ってあったのに、いきなり知らないアプリケーションで編集とは。“上”ってのは、あんまり現場のことは考えてないのよねぇ、迷惑かけることになるのはクライアントなのに・・・。


　まあ、全くノンリニア編集を触ったことがない訳じゃないけど、PC編集機って、メーカーによってボタンの呼び方とか手法の名称が違ってたりしてややこしいんだよねぇ。業務用に出てるヤツだけでも、FinalCut-ProだのMedia100だの、Avidだのプレミアだの、アメリカ製のGVGだの、これに数年前からPanasonicやSonyも参入して機種が多様に有り過ぎる・・・ベースのOSがアップル系とWindows系でも結構違うし。一応、全部業務で触れたことはあるけど、やっぱりAvidが最もバリエーションがあって安いクラスだと素人でも使えるレベルで、最上位だとプロダクションがCMを作ってるクラスまで有る。プレミアは安いけど、やっぱり本格的にやろうと思うと機能面でかなり劣る印象かな。


　で、今回使ってるのはカノープス製。昨年、世界で初めてSD信号(従来の映像信号)とHD信号(ハイビジョン信号)の２つを同時にHDDに取り込めて、リアルタイムで映像再現が可能な機種を出したメーカーだ。まあ、オフラインでやってるかぎり、最終的にはFDかMOあたりにタイムコード(テープに記録された時間)を吐き出すだけなんだけど(^-^;　最初はカットをズラしたりトリミングするのもおぼつかなかったけど、小一時間も触ってれば、ほぼストレスなく思いどおりの動作をこなせるようになった。割と他のメーカーよりインターフェイスまわりはシンプルで賢いかもしれん。もともと、PCをいじるのが好きだ、ってのが大きいかな。これで４日間は、迷惑かけずに済みそうだ。問題は、要らんところを触って消さないようにすることだな(笑)