kaichosanの日記

97~07年まで元Zaurusユーザーだった、フリーランスで流浪してる映像編集マンの雑多な日記です

“泊まり〜明け”は時間が狂う

 テレビ業界というのは、だいたいどこの局でも24時間体制で業務がまわっているものです。放送電波を管理している人、番組とCMが事前に決められたとおり放送されているか確認している人、不測の事態に備え報道記者・カメラマン・編集マンも少数ながら泊まり込んで働いています。【デスク業務や取引先とのやりとりが主な部署(営業、総務、人事、経理など)は、月〜金の9時〜18時あたりが就業時間になり、この限りではありませんが】


 実際、東京でワイドショー関係の仕事をしているときは、23時スタンバイや24時スタンバイは当たり前。ヒドイときは28時(翌朝4時)スタンバイなんて事もありました。編集というのは、すべての取材や準備が整ってからしか始められないために、そういうハメになるんです。


 話は戻って現在の職場のことですが、私は現在報道に携わるお仕事をしています。そのため、一ヶ月に2度ほど泊まり業務がまわってきます。大体、深夜1時から3時間ほど仮眠を取っていられる時間があるんですが、何か事件や事故が発生したりすると、当然そんなことしていられません。翌朝用のニュースとしてVTRはいらないか? ネット項目(全国ニュース)になるほどの大事件か? そんなことを考えながら、カメラマンの撮影したテープが届くの待っているわけです。


 業界歴も長く、もともと夜は強いほうなんで仕事中はまったく大丈夫なんですが、そういうふうにイレギュラーな事態になると翌日・翌々日の生活が一日寝て終わってしまうんで、それだけが納得いかないんです。「起きていればいいじゃないか?」と思われるでしょうが、人間ずっとそうしていられる人は少ないはずです。ちょっと油断すると眠気が襲ってきますしね。


 徹夜の日が何日か続いたあと、たった一度だけですが、金曜の夜に寝たはずなのに起きたら日曜の早朝だったことがあります(笑) つまり、丸々一日以上寝てしまったことがあるんです。あのときはさすがにショックでした。なんて時間を無駄に使ってしまったんだろうってね(^-^;