kaichosanの日記

97~07年まで元Zaurusユーザーだった、フリーランスで流浪してる映像編集マンの雑多な日記です

 人生初・孝行旅行〜北陸路・山中温泉〜

●二日目
 夜から降り出した雨が、みぞれ混じりになって朝も続いていた。うろうろすんの、どうしようかなぁと思ったけど、とりあえず出掛けることにしました。


 しかし! その前に、きのう入れなかった、露天風呂のことを思い出したんで、一人早起きして朝5時から入っておきました(笑) もちろん、時間帯から考えて貸し切り状態。昨日はここが女風呂だったかと思うといらぬ妄想が・・・なんてのは冗談で、普通の浴槽より露天の方を堪能しました。まだ辺りが真っ黒で、そこだけライトで明るくなっている露天風呂・・・風情があっていいもんです。そういえば後から気づいたけど、あのお風呂って、上の通りから丸見えやったねぇ(^-^; あの湯気はそういうことやったんか?!(笑)


 きのう、ぶらぶらしていたときには気づかんかったけど、宿泊客や日帰り客用の無料巡回バス「やまなか いい花お散歩号」が走る通りに、堂々と「バースデー」というソープランドがあった(*^o^*) そりゃ温泉場には“お約束”の付き物やけど、ちょっとは配慮して奥まったところに建てるとかできんか?(笑) たしか帰りの道中にも「重役室」とかいうでっかい看板があったし・・・。しかも、どうせ30代後半のおばちゃんが「いかにも若作りして無理してます」って感じででてくるんやろうなぁ(爆笑)


 結局、内湯だけ入って外湯には入らんかったけど、そこそこ歩き倒して観光もした。きのう歩いた方とは逆方向、黒谷橋からあやとり橋に向かって鶴仙渓を散歩してみた。どちらかというと、お年を召した方にはちょっとキツイ遊歩道なんで、心配な方はこおろぎ橋方向から歩いた方がイイですね。あと、バスから見えた電柱にいっぱい貼ってあった「娘娘(にゃあにゃあ)饅頭」の謎も解けたし、「釜めし こんぱ亭」で、抹茶と茶菓子のサービスとおいしい山菜とうどんをいただいた。両親が「興味がない」と言い放った(笑)山中漆器は、今回見る事はなかったけど、今度誰かと来た時は見て回ろうと心に決めた(?)。


 午後1時、土産もんもしっかり買いこんで家路についた。行きは雷鳥で、帰りはサンダーバード。車両もドンドンと改良されてけっこうな事やね。そういえば余談だが、今年の3月で日本海側を走る夜行特急「はくちょう」が営業をやめた。利用客の減少で需要が無くなったのが最大の理由らしい。たった一度だけ、北陸に出張した際利用した記憶があるんで、快適なシートに腰掛け車窓を流れる景色を眺めながら、ふとそんな事を思い出してしまった。いつもなら、そんな事考えつきもしないクセに・・・やっぱり旅っていいもんだ(^-^; また来年も両親を連れてどこかへ出掛けるか、それとも、別な誰かと出かけるかな?(笑)