kaichosanの日記

97~07年まで元Zaurusユーザーだった、フリーランスで流浪してる映像編集マンの雑多な日記です

 自宅生活もなぁ 10:49

 9日間の高松出張が終わって、さっき快速マリンライナーに乗り込み、帰路に就いた。明日から、1/12に広島へ行くまで、自宅からの通い仕事&連休となる。およそ5週間か? 久々に長い時間、家に居られるのか・・・といっても、何か新しい事がある訳でもないけども。
 逆に、家にいる時間が増えると、親父の相手をしないといかんから面倒だし・・・。以下、この日記を本に残すための“記録”なので、興味ない方は開かぬよう(笑)


 それにしても親父は何のスイッチが入ったんだろう? 5年近く、寝て起きてテレビばかり見てる生活だったのに、便槽故障によりトイレと水回りを仕方なくリフォームした途端、別人のように家中を改装したがって、自分しか座らないソファを新調するわ、玄関に無駄な靴立ては作るわ、誰も訪ねて来ない応接間の荷物を勝手にどっかにどけたり、家族に許可も取らず相談もせず家中から小物や書物や思い出の品を捨てるし、夏には壁付けの扇風機を自分用に設置する始末・・・土日も朝晩も関係なく機械音を響かせて、近所に迷惑かけてる自覚すらない。


 「家の中をよくしよう、整理しよう」とする思いは分からないではないが、ただでさえ勝手に仕事辞めて年金を前倒しでもらうまでの3年間は無収入、貯金を切り崩して生活して来てオカンに苦労かけたくせに、今度はまた改装道具だの材料だの、あれやこれやと無駄な金を使いまくって、少しでも気に食わないと怒鳴りまくってる。もらってる年金も60歳からの早期受給にして5年前倒しで始まったんで、月額が通常よりだいぶ低いらしい。今は、生命保険の満期が来たら次の契約を更新せず、その金で外壁の塗装や裏庭のトタン屋根を張り替えようとまで計画してやがる。


 家族の誰も望んでない事を独断で進めて、その分の細々とした小さな命令の負担がすべてオカンにいってて、6月以降、出張から戻る度にオカンがやつれていくのが目に余って来た。が、何度か制止を説得しても聞く耳をもたない。あげくに、小言をもらしたオカンに「そんなにワシのすることが気に食わないなら、家の権利書・預貯金・保険類書類を出して、家から出て行け!」とまで言ったらしい。


 まあ、一晩経ったら、何事もなかったように過ごしてたそうだが、ひとまず波風がおさまるまで、子供名義の保険類とオカンの旧姓名義の物は僕の部屋で預かることにした。一人暮らしの経験のない親父は、料理・掃除・洗濯など生活面の事は何一つできないし、家の中のどこに何がるかすら把握してないんで本気とは思えないけど、オカンの事を考えると、ホントに離婚してしまった方がいいんじゃないか、とすら考えるようになった。


 働き始めてからは毎月3万〜5万、親父が仕事を辞めてからのこの7年は、実家の生活を支えるため毎月10万ずつ入れてたけど、最近、そろそろ潮時なのかもしれないと思えて来た。幸い、母方の祖父母は亡くなってるけど、その家は売らずに残してあって、オカンの弟さんが維持・管理してるからそこへ戻ればいい。法改正で、親父の少ない年金から半分はオカンが受け取れる訳だし。もし離婚後、親父がちょっかい出しそうなら、裁判所から命令出してもらって関係を断てばいい。そっちの方は、母弟の裁判所員の叔父さんが詳しいだろう。


 となると、わざわざ親父のために、長男として実家を守る責任もなくなるし、東京以来の一人暮らしでも始めるかね。大阪か京都か神戸か・・・出張の際、移動に交通の便のいい場所になるのか。ただ、生活のほぼすべての物資をオンライン発送に頼ってる身からすると、留守中に荷物を受け取れなくなるのが不便極まりない。まあ、すべては今後の親父の精神状態と、オカンの健康面にかかってる気がするが。どっちかが倒れた瞬間に、我が家は崩壊するかもしれん。


 それなら、ここのところ昼飯食ったらリビングの床にへたり込んで寝てたり、疲れから夜8時にはソファで寝落ちして、陽も昇らない未明3時4時頃から起き出してくる親父がケガでもして、今の活動を停止してくれた方が有り難い。過去にもガラスに突っ込んで顔中切って入院したし、指を円盤に挟んで飛ばして手術・入院してたし、それで気持ちが落ちてくれりゃーいいんだが。
 ・・・聞き分けのない家族と持つと面倒なもんだ。