kaichosanの日記

97~07年まで元Zaurusユーザーだった、フリーランスで流浪してる映像編集マンの雑多な日記です

 30年前からの贈り物 19:41

 明けましておめでとう♪と、自分の日記に書くのもオカシな気もするけど、こんな雑多なところを読んで下さる方々に向け、とりあえずご挨拶しておきます。
 今年も、仕事でうろつく気まぐれ全国放浪記と、廃○全開のゲーム日記wと、しょーもないボヤキにお付き合い下さい(笑) 皆様にも、幸多き一年でありますようにm(_ _)m


 さて、新年一発目は、我が家に長年眠っていた“お酒”のお話。


 もう何年前になるだろうか、母方の祖母がなくなったのは。小学校3年の夏に脳溢血で倒れて以来、13年間寝たきりとなり、いくつもの病院を転院して、最後は特別養護老人ホームで亡くなった。僕は、お婆ちゃんにとっての初孫にあたり、とても可愛がってもらった記憶がある。高校生の頃、親にも内緒でコッソリとお見舞いに行ったのも何回あったっけ・・・。


 もう家族の記憶からも薄れていた、そんなお婆ちゃんが仕込んだ梅酒が今も眠っているという事が、今日のお昼に発覚した。もともとアルコールが苦手な弟が帰省していて、たまたま御屠蘇の話題から「僕も梅酒なら飲むよ」と言ったのがキッカケ。


 母がガサゴソ探ると、流し台下の収納奥から梅と焼酎と氷砂糖だけで仕込んだ梅酒原酒が出てきた!(驚) 上ぶたにはS57と記されている。昭和57年に仕込んだ物を母親がもらい、大切に仕舞っていたのだという。
 おまけに、今の冷蔵庫に買い替える前、10年以上も昔から、その原酒を冷やしてあったらしい。えーw そんなの、この家に30年住んでるのに初耳なんですけどーw あと母の実家には、これより古い梅酒がゴロゴロ残ってるそうな。じゃ、今は誰も住んでないんだから、それも持ってきましょうね♪


 何でも自分で作っていたお婆ちゃん・・・梅干しと辣韮の漬け方は受け継いだが、梅酒だけは教えてもらう前に倒れてしまって、その作り方は母も知らないそう。元気だった頃の姿を思い出しながら、その梅酒の水割りを有り難く頂いた。
 お世辞抜きで、居酒屋なんかで飲む梅酒より、はるかに美味い(*^ー^*) 甘ったるい感じがするけど、胸焼けはしない。割る度合いによっては、すごいスッキリと飲めるな。ん〜、お酒も手作りってこんなに美味いのかぁ。これからは外でもう梅酒は飲めないなw


 ただ、いつもはお湯割りにして飲むんだけど、今日はやめておいた。もし、あったかい気持ちになると、何だか思い出に浸って泣いちゃいそうだったから(、、・・・天国のお婆ちゃん、ありがとうね(-人-)